2012年6月アーカイブ

母を想う

2012年6月11日

 前回のブログにて、次回は「サッカーのクラブチームについて」と予告をしたのですが、ちょっとブレイクして今日は「介護」のお話を。文中「尿」が連発されますが、お許しください(笑)。そしてちょっぴり、重い話であることも。

 春先に、年老いた実家の母が転倒し、骨折の末入院しました。88歳の骨折ですので、骨は「ポッキリ」というより煮込んだチキンの骨が崩れるように「ぐっしゃり」。本人も相当痛かったようです。嘔吐や発熱で入院から2週間くらいはほとんど食べ物を経口摂取できず、ほぼ寝たきりの状態でした。その影響もあってか入院当初は、幻覚を見ているらしく記憶や現状を理解する力が混濁し、深夜に叫び声の留守番電話が入っていたりしていました。

 あれから約3ヶ月、母は器具の力を借り、必死でリハビリを行い、恐るべきメンタリティを発揮して、従前と同じように歩けるまで回復しました。やはり昔の人の精神力には、頭が下がります。・・・が、尿が出なくなってしまいました。

その母が入院2ヶ月半で先日退院をし、違う病院に転院しました。初期入院の病院は、急性期治療を終え症状固定が見られたので、退院をさせなければなりません。これは診療報酬制度上、致し方ありません。ただし、尿が出ないことには通常の生活に戻れず、とりあえず違う病院に再入院することになりました。

 

この母の「退院」は、私たち家族を戸惑わせました。本来喜ばしいことであるはずの退院が。自分で尿を出すことができない母を、どうするか、誰が見るのか。

 

そもそも自力で尿を出せない患者さんは、医療行為として「導尿」を行ってもらうか、自己導尿を行うより他にありません。自己導尿とは、自分でカテーテルのようなものを尿道へ入れて尿を取る方法を言いますが、これは本人と家族しか行ってはいけません。入院していれば、看護師さんが1日に56回「導尿」を行ってくれます。

さて、母をどうするか。私の実家の家族構成は、つきっきりで母の面倒をみられる人がいません。介護施設に預ければ、要介護度に応じて1割負担で介護サービスを受けられますが、母の要介護度で365日を見てもらえる介護サービスはありません。日中のみ利用する、いわゆるデイケアサービスも、毎日の利用はできません。自ずと自己負担額がそれなりにかかってきます。それでも、ありがたいことに経済的負担だけなら家族で何とかできるという結論に至りました。ですが・・・母が肯んじない。子供に経済的負担をかけたくないと言い張ります。でも自宅で過ごしたいとも。母の言い分は矛盾しています。未来永劫預かってくれる病院もあるはずはなく、今回はとりあえず通常の入院扱いで転院ができましたが、これも一時の時間稼ぎに過ぎません。

 私たち家族は人生で初めて、「介護」を、そして母の人生の終焉のあり方を、考えることになりました。これが俗にいう「介護問題」かと・・・。

 母のQuality of Lifeと現役世代のQuality of Life、そして母の意思と私たちの経済的負担。全てが絡んでいるのに、何一つ明確な解決策はありません。ふと、それでも私達は、十分でなくとも最低限の介護保険制度がある。 介護保険制度がなかった時代はどうだったのだろう・・・と考えました。何の問題でもそうですが、先人の汗と知恵と苦渋の上に、今の私達の生活は成り立っている。今ある生活は、決して当たり前の生活ではないと。

 

 昨年の震災から私達が学んだことを、次世代にどう伝えてゆくのか。未来の子供たちのために作り上げられるもの、伝えてゆけるもの、今それを私達は、真剣に考える時なのかもしれません。汗を流し、知恵を絞り、苦渋を抱えながら。

 

 私達家族の結論は、今なお出ていません。でも少なくとも、家族の絆を再確認しました。そして母への感謝の思いを、今更ながら思い出すことができました。

 いつか母を、充実感に満たされた清々しい思いで見送れるよう、もう一度家族で苦悩してみようと思います。

都大会(空手)

2012年6月 3日

5月27日に駒沢体育館で、小学生の都大会がありました。

今年は、向日葵の空手を辞める?辞めない?騒動が、何回か勃発し… この都大会10日前にも…

結果は、予想通り2回戦敗退。

わかってはいても、何も貰えず帰るのは、やっぱり悔しい。

負けてアリーナから泣きながら帰って来る向日葵を見て「やれる事はやったんだから、良かったんじゃない」と声を掛ける私の他に、もう1人の私は「負けて泣くぐらいなら、もっと全力で練習しろ!」と心の中で叫んでいました。

今の向日葵は、悔しかったのか、一応まだ集中して練習をしています。
来年の都大会まで、スイッチが切れなければ、結果はついてくると思いますが… いつスイッチが切れるかわからないので、私は向日葵スイッチが、切れない事を願うばかりです…

まだまだ、蕾の向日葵がいつ花を咲かすか、わからないですが、向日葵と一緒にがんばり、育てていきたいです。

今年は、みなさんに良い結果報告が出来ず、すみません。

いつか、花が咲いた時は報告しますので、それまで私達親子を見守っていて下さい。よろしくお願いします。